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技術資料

◇東海三県の地質と土木地質的特徴

 東海三県の地域は,北端が標高3,000m級の山脈が発達する岐阜県飛騨山岳地帯から,岐阜・
愛知県にまたがる濃尾平野を経て,南端は三重県紀伊山地が熊野灘に面する海岸部に 至る,
南北約280km,東西約180kmの広い範囲に及んでいます。また,地質的にも古生代から第四紀
までの多様な地層から構成され,世界的にみても著しい変動帯に位置することから複雑な地質
構造となっています。さらに,多くの顕著な活断層がこの地域に集中していることもあり,
脆弱な地質と急峻な山地は「防災」の面からも多くの土木地質的問題点を抱えています。
 資料は,「地質編」と「地盤編」の2部構成としています。「地質編」では本地域の地質を
年代の古い順に記載し,その分布,地質の構成や特徴を述べた後,その地層における特性や
土木地質的問題点について記載しています。「地盤編」は平野部を構成する第四紀の地質を
対象としており,いわゆる未固結地盤を構成する「土質」の特性・特徴や,代表的な土木
構造物の基礎地盤について記載し,また,最近の地盤災害について触れるとともに,土質地盤
を対象とした設計・施工時に留意すべき問題点についてもまとめています。
 ※中部地質調査業協会編:「土と岩」No.60 (創立50周年特別企画より抜粋)

【地質編】  
1.
地形・地質の概要 東海三県の地質概略図
2.
飛騨帯および飛騨外縁帯
3.
美濃帯
4.
領家帯
5.
濃飛流紋岩類
6.
花崗岩類
7.
三波川帯
8,9.
四万十帯・秩父帯および熊野酸性岩類
10.
新第三紀層
11.
第四紀火山
【地盤編】
1.
平野部の地盤構成
2.
濃尾平野の地盤特性
3.
代表的構造物の基礎地盤
4.
設計・施工のための地盤調査