2025/12/16（火）に三重県の中堅・若手職員を対象に、地すべり調査に関する知識を習得することを目的としたアクティブラーニング【地学演習】が開催されました。
　三重県地質調査業協会（中部地質調査業協会三重県支部）からは技術委員4名が講師を務めました。
　演習内容は、座学で事前配布資料の内容（地すべり調査の基礎知識）を復習したあと、実際の地すべり調査の事例を題材にして「地すべり機構(どのような規模・形態の地すべりが発生しているのか)」について、グループで必要な地質調査方法を考え、事例調査結果の中からデータを選択し、地すべり機構を検討してグループ発表するといった能動的(アクティブ)学習でした。そして、最後に実際に行った地質調査結果の解釈と機構解析結果の紹介を行いました。
　限られた時間の中で、職員の皆さんが真摯に課題に向き合う姿を間近で見てこちらも刺激を受け、おおいに勉強になりました。
　このような貴重な機会を提供していただいた三重県ならびに、ご参加いただいた職員の皆様に心より感謝申し上げます。
　今後もこのような活動に積極的に参加していく所存ですので、何とぞよろしくお願い申し上げます。